後縦靭帯骨化症による肩の痛み

後縦靭帯骨化症も変形性頸椎症や頸部椎間板ヘルニアと同様に、頸椎部分の神経が圧迫されて首や肩の痛みを引き起こす病気です。
欧米では、発症例は少ないのですが、日本はじめアジアでは、めずらしい病気ではなく、最近は少しずつ増加しています。
後縦靭帯骨化症は、椎骨同士の連なりを補強している靭帯のうち、後縦靭帯いう部分が何らかの病気で骨化して厚みを増し、脊髄や神経根を圧迫するものです。
主に中年以降に発病し、糖尿病の人がかかりやすいという特徴があります。
靭帯が骨化する原因がまだ明らかにされていないため難治病に指定していますが、治療法はすでに確立しているので、それほど不安がる必要はありません。

首や肩に痛みが起こる原因は、同じく脊髄への圧迫なので、骨化して肥大した部分を手術によって取り除けば痛みはなくなります。
ただし、早期治療が必要です。
重症になると腕や神経障害が深刻になり、歩行困難などの麻痺状態があらわれることもあります。
靭帯の骨化は頸椎だけでなく、胸椎や腰椎にも起こります。
他に後縦靭帯以外にも、黄色靭帯にも起こります。
このように靭帯が骨化してしまう症状をまとめて脊柱靭帯骨化症といいます。

Copyright © 2007 肩の痛み、それは病気のせい?. All rights reserved