全身に広がる痛み

頸椎を含む脊柱の中央にはトンネル状の空洞があり、この中を生命維持に関わる重要な神経=脊髄神経が通っています。
病気や組織の変形によってこの脊柱管が圧迫されると激痛が生じるのです。
もともと脊柱管のつくり細いため十分なスペースがなく、脊髄が窮屈になっている人がいます。
このような人は、小さな圧迫であっても脊髄が押され、痛み方がひどく、慢性化しやすいです。

脊髄部分では、脊髄から8対の細い神経が枝分かれして全身に伸びています。
また、頸椎から下の、胸椎や腰椎の部分でも脊髄は同じように枝分かれしています。
このように全身に広がる末梢神経は、元をたどると同じ脊髄から分かれたものです。
このため頸椎に異常が起き、脊髄が刺激されると、その情報は末梢神経の広がる部分全体に伝わります。
肩や腕、指先、背中に限らず、下肢にまで神経痛があらわれることがあります。

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