むち打ち症の程度

頸部の外傷として最も身近なものは、頸部捻挫です。
いわゆる「むち打ち症」です。
追突事故やスポーツ中の事故が原因で、頸部が前後に大きくしなるために起こる筋肉や靭帯の損傷です。
怪我の程度は、追突された方向と速度で違いますが、最悪の場合は頸椎骨折という事態になることもあります。
軽度であれば、損傷は筋肉にとどまり、事故後数時間してから首を動かそうとしていつものように動かせない、動かすと痛い、押すと痛いなどの症状がみられます。
事故の衝撃が大きい中度になると、損傷は筋肉だけでなく靭帯にも及びます。
軽度のときとは違って、事故直後からはっきりした痛みが出て、しだいに強まりながら後頭部や肩、腕などに広がってきます。
強い痛みは、数日で引きますが、全身の倦怠感や頭痛、吐き気など、首の痛み以外の症状は1ヶ月半程度続くことがあります。
重度になると、靭帯が断裂してしまうので、回復までにかなりの時間がかかります。
症状は、首や肩の痛みとともに頭部全体にわたる頭痛やめまい、吐き気、視力障害などがあらわれます。

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