むち打ち症の影響

むち打ち症は、適切に処置すれば、1〜3ヶ月で治ります。
しかし症状の改善がみられなく、加えて自律神経系の働きが悪くなることがあります。
これを「バレリュー症候群」といいます。
具体的な症状は、めまいや頭痛、耳鳴りや難聴、視力低下や視野狭窄、眼精疲労、眼の痛みなど、顔面の痛みやほてり、疲労感などがあります。
まだ、こうした症状の起こるメカニズムが分かっていない部分が多いので、確立した治療法がありません。

病院では、事故後3ヶ月以上経ってもバレリュー症候群とみられる症状が改善されないときは、薬を使い椎骨動脈の血行を促進したり、神経系の異常を抑えたり、頸椎の牽引をしたりします。
症状によっては、頸椎を固定する椎体固定術という手術をすることもあります。
バレリュー症候群は、肉体的症状のほかに、精神的にも悪影響が出やすくなります。
即効性の治療はないので焦らず気長に取り組み、日常生活でも疲労とストレスをため込まないようにすることが大切です。

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